#2 菓子研究家 福田里香さん
Photo:Yuka Uesawa Text:Momoko Yokomizo
気取らない味わいで、日常に幸せを運んでくれる、アイルランド生まれのキャンベルズ・パーフェクト・ティー。ひとりで飲んでもみんなで飲んでもおいしい、毎日の相棒です。
そんな黄色い缶に魅了された、素敵なあの人とキャンベルズ・パーフェクト・ティーのおいしい時間をあれこれ伺う、この連載。今回ティータイムについて教えてくれたのは、菓子研究家の福田里香さんです。
ノスタルジックなパッケージにひと目惚れ
もともとパッケージ好きだという福田さん。キャンベルズ・パーフェクト・ティーと出会った時も、最初に心ひかれたのは缶の可愛さ。
「クラシックなデザインが素敵で、飲んでみたらおいしくて。すぐに雑誌の連載コラムで紹介しました」
それ以来、定番として飲み続けているのだそう。
テクニックがなくても、ちゃんとおいしい
「飲み始めて気付いたのは、この紅茶は気を使って淹れなくても失敗がほとんど無いということ」
扱いが簡単で、どんな人にも好まれる味だと感じたとか。
「歴史はあるけれど、贅沢にいれるという感じではなくて、気軽に普段使いしたい紅茶。スタンダードな味わいで、スコーンやシードケーキなど焼き菓子との相性もいいんです」
福岡・糸島のレモンサブレと一緒に
オールマイティーな紅茶の味は、福田さんがディレクションしたお菓子の開発にも一役買ったといいます。
「糸島にあるゲストハウス『bbb haus』のオリジナルのお菓子をつくることになった時、紅茶にもコーヒーにも合うものにしたくて、紅茶との食べ合わせをキャンベルズ・パーフェクト・ティーで試しました」
銘菓ガトー・ウィークエンドをサブレにしたらきっとおいしい、という発想から生まれた『サブレ・ウィークエンド・シトロン』は、レモンの酸味がきゅっときいて、糸島の海岸の風景を思わせる爽やかさ。
キャンベルズ・パーフェクト・ティーとの相性は抜群で、缶が可愛い(どちらも黄色!)というのも、うれしい共通点です。
「ぜひ組み合わせて、楽しんでほしいですね」
紅茶の水色が映える、ティーグッズ
自宅へ撮影に来たスタッフたちと、仕事の合間のティータイムを楽しむことも。そんな時に活躍するのは、ボダムのガラス製の大きなティーポット。丸いフォルムで、茶葉がジャンピングしやすいのも良いところ。カップはガラス作家、辻和美さんのもの。
「キャンベルズ・パーフェクト・ティーは水色(すいしょく)がきれい。辻和美さんの器は透け感があるので、この美しさを楽しめます」
どれが自分のものかひと目で分かるよう、器はあえて色違いで集めているそう。お茶好きらしい、スマートな心遣いに感服です。
ハンドメイドのギフトのおめかしに
紅茶を飲み終えた後、空になった黄色の缶が手元に残ることは、実はほとんど無いのだそう。その理由は、福田さんならではのこと。
「手作りのグラノーラを詰めてプレゼントしています。サイズ感もちょうど良く、缶の可愛さと相まってギフト感を高めてくれる」
ざっくりしたグラノーラは、キャンベルズ・パーフェクト・ティーの大きな缶に確かにぴったり。受け取った人も、喜ぶこと間違いなし!
雑多なものを美しく収納
「リボンの収納にもこの缶を使っています。色別にして整理しておくと、さっと取り出しやすくて便利ですよ」
こちらも、ラッピングの得意な福田さんらしい使い方。収納に役立てるだけでなく、色別に整理するというのはさすがの発想です。
福田さんのティータイムには、真似したくなるアイデアがたくさん。季節のアレンジや意外な楽しみ方など、お話は尽きませんでしたが、それはまた、次の機会をお楽しみに!
撮影を終えて
福田さんがディレクションした『サブレ・ウィークエンド・シトロン』とキャンベルズティーとの組み合わせは、本当にパーフェクト! そのおいしさ、相性の良さにスタッフ一同大感激でした。糸島にお出かけの際は、ぜひお試しくださいね。
福田里香さんプロフィール
菓子研究家。福岡生まれ。書籍や雑誌で提案する季節を生かしたレシピやエッセイが人気。近著に『民芸お菓子』(エイ出版社)、『R先生のおやつ』(文藝春秋)、『いちじく好きためのレシピ』(文化出版局)がある。