黄色い缶と、おいしい時間

あの人のティータイム

#1 プレスルーム alice daisy rose主宰 黒田トモコさん

Photo:Yuka Uesawa    Text:Momoko Yokomizo

気取らない味わいで、日常に幸せを運んでくれる、アイルランド生まれのキャンベルズ・パーフェクト・ティー。ひとりで飲んでもみんなで飲んでもおいしい、毎日の相棒です。

そんな黄色い缶に魅了された、素敵なあの人とキャンベルズ・パーフェクト・ティーのおいしい時間をあれこれ伺う、この連載。

今回ティータイムについて教えてくれたのは、プレスルーム alice daisy roseを主宰する、黒田トモコさんです。

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ロンドンでの“紅茶ばっかり”な毎日

黒田さんと紅茶の出会いは、本場イギリス・ロンドン。90年代に数年暮らし、当時は“紅茶ばっかり”な毎日を送っていたそう。でも帰国後に飲んでみると、なんだか味わいが違うような気がしたとか。

「水の違いのせいか、日本で紅茶をいれたら渋く感じたんです。それからはしばらくはコーヒー派に。でもある時、硬水の『コントレックス』で紅茶をいれてみたら、ロンドンで飲んでいた味に近くなって。ただ毎回水を買うのが手間で、また紅茶離れしてしまいました」

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日本の水にも合う、キャンベルズティー

そんなある日、キャンベルズ・パーフェクト・ティーなら、水道水でも、イギリスで飲んでいた紅茶のような味わいが楽しめることを発見。再び、紅茶を飲むことが日常になったそう。

実は、キャンベルズ・パーフェクト・ティーの故郷アイルランドはイギリスよりも水の硬度が低め。日本の水でも、現地の味が再現しやすいのです。

「紅茶は気軽に飲みたいと思っていたので、嬉しい出会いでした。水道水だけでも十分おいしいですが、水道水に『コントレックス』を少し足して硬度を調節したりもしています」

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作法にとらわれず、気軽なマグ派

イギリスでは、作法にとらわれずラフに紅茶を楽しむ人々の姿が印象的だったと話す、黒田さん。

「ティーカップは使わず、気軽なマグ派です。『バーレイ』のブルーキャリコの大きめマグで、ミルクティーをたっぷりと。チョコレートやショートブレッドを合わせると止まらなくて、永遠のループになってしまいます(笑)」

飲み切れなかった分は保温ポットに入れておき、後から飲んでもおいしい。キャンベルズ・パーフェクト・ティーの、そんな気楽さも気に入っているとか。

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アニバーサリー缶は大切なコレクション

ショートブレッドといえば……と、黒田さんが棚から取り出して見せてくれたのは、とっておきの缶のコレクション。イギリスの老舗スーパー、マークス&スペンサーのものだそう。

「ロイヤルベビーなど、英国王室のアニバーサリーのたびに限定発売されるシリーズなのですが、とにかく缶の可愛さにひと目ぼれ。中には、大きなラウンド型のショートブレッドが入っています」

さすが、筋金入りのイギリス好き!

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空き缶はプランターとして活躍

 飲み終わった空き缶は、グラフィックデザイナーでガーデン仕事の得意なご主人、黒田益朗さんがプランターとしてアップサイクル。黒田家の美しいテラスガーデンは、雑誌でもたびたび紹介されるほど。

「キャンベルズ・パーフェクト・ティーに合わせて、アイルランドの象徴シャムロックに似たグリーンなどを植えています。もう6年目になる、年季の入った缶もありますよ」

色褪せて古びた缶もまた味わいがあって、素敵なガーデンに溶け込んでいました。

撮影を終えて

気軽なスタイルを楽しみながらも、水の硬度など、本場の紅茶の味わいを知っているからこそのこだわりはさすが! 至るところにイギリスへの愛が溢れている、黒田さんのティータイムを覗かせていただいたら、つかの間、旅をしているような気分になりました。

黒田トモコさんプロフィール

プレスルーム&オンラインセレクトショップ alice daisy rose主宰。TOWAVASE、LiniE、MAISON RUBUSなどのブランドのPRを担当するほか、イギリスのヴィーガンフレグランスキャンドル、LOのPR&セールスもスタート。

https://alicedaisyrose.com